冬も終わってしまったので、イチゴを買ってきて観察してみることにします。
どこを見るのかと言うと……イチゴの赤い部分は果実ではなく、表面のゴマ粒のようなものが本当の果実。そこから生えている小さな毛みたいなものが雌しべです。
この雌しべを見てみます。
ふぉ。なんだかロープをねじって巻いたような形をしています。
続いて、ふだん我々が食べる部分(花托: かたく)の表面を観察してみます。
左に見えるのは空気の泡なので無視してください。イチゴの表面は、やはり赤い細胞で出来ていますね。そして、なんだか長い毛が生えています。イチゴを食べるとき、なんとなく感じる舌のザラ付きは、このせいでしょうか。
もっと詳しくは、顕微鏡写真サイトの方にまとめました:
イチゴ - むしめがねのちょっといいやつ : 顕微鏡生活